Eラインを意識した口元の改善|小臼歯抜歯を伴う本格矯正の症例

主訴

「口元をきれいにしたい」とのご希望で、九州大学病院の先輩からのご紹介によりご来院いただきました。

治療方針

当院では、矯正治療を担当させていただく際に、歯や歯肉の色・形態、顔貌や唇の厚み、Eラインのバランスまでを含めて総合的に診断いたします。患者様の個性やご希望を大切にしながら、機能性と審美性を最大限に引き出すため、精密検査の結果を踏まえて治療計画を立案します。

やむを得ず便宜抜歯が必要な場合には、むし歯治療歴や歯の条件(神経の有無、色調など)を考慮し、できる限り不利な条件の歯を選択して抜歯を行います。



Before
After
年齢 21歳
性別 女性
診断 上下顎叢生を伴う Angle Class Ⅰ 骨格性上顎前突症
処置 上下顎両側第一小臼歯の便宜抜歯
使用装置 口蓋正中に矯正用アンカースクリューを併用したマルチブラケット装置
治療期間 約3年間
治療ゴールは高い目標を設定し、効率的かつ安全に歯を動かすために適切な力系を設計し、毎回の調整を行いました。
治療費用(税込) ・初診料:3,850円
•精密検査:27,500円
•診断料:33,000円
•セラミックブラケット:880,000円
•矯正用アンカースクリュー(1本):16,500円
•矯正調整費(1回):6,600円
•保定装置(上下):各33,000円

総額目安:約1,264,450円

※デンタルローンをご利用の場合、月々5,000円台からの分割払いが可能です。クレジットカード・院内分割などもご相談いただけます。
治療後の変化 「歯を見せて思いっきり笑えるようになりました!」と喜んでいただけました。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスク・副作用について

  • 治療開始直後は装置による違和感・不快感・痛みが出る場合があります(数日~1・2週間で慣れることが多いです)。
  • 歯の動き方には個人差があり、予定より治療期間が長くなることがあります。
  • 装置の使用状況や来院頻度など、患者様のご協力が結果や期間に大きく影響します。
  • 矯正装置により清掃が難しくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
  • 歯根吸収、歯肉退縮が起こる場合があります。
  • ごくまれに、歯の動きに関するトラブル(歯の癒着、神経壊死、顎関節症の発症など)が起こることがあります。
  • 装置除去時に補綴物やエナメル質が損傷する可能性があります。
  • 保定装置を正しく使用しない場合、後戻りが生じる可能性があります。
  • 成長や加齢、親知らずの萌出などにより歯並びが変化する場合があります。

  • 矯正治療は患者様のご理解とご協力を前提に、安全に配慮しながら進めてまいります。





    当院は、
    歯を通して健康で
    豊かな人生をサポートする
    「歯の一生相談窓口」
    です

    機能性と審美性の両面から診断し、
    可能なかぎり神経を残す治療法をご提案。
    ずっと美しい歯を患者様と
    二人三脚で育てていきます。